先日、羽根モノ自作について記事を書きましたが、同時進行でディープクランクに羽根を付ける改造などもしておりました。
一から作るより、市販品を改造した方が簡単だし、失敗しても損失が最小限で済みます。笑
ちょうど手ごろな値段で、大き目のディープクランクが手に入ったので、羽根を付けてみました。
ノーマン DD14
今回、実験台になってもらうクランクがこちら、
『ノーマン DD14 (NORMAN DEEP DIVER 14)』です。
中古で300円くらいで買えました。人気無いみたいで安い!
記録用に重さを量ってみました。
20.5gと結構な重さがあります。
リップを除去
ノコギリでリップを切り落として、ヤスリで成形しました。
これがほんとのリップレスクランク。笑
重さを量ってみると、
17.2gでした。
ということは、リップ自体の重さは3gくらいですね。
3gは結構な影響がありそうですね。
不安に感じつつ、羽根を付けてみます。
自作のアルミウィングを付ける
ウイングを付けてみました。
ちなみに1回付ける場所を失敗して、風穴があいてます。
明らかに前方に寄せ過ぎて、浮き姿勢が前下がりになってしまいました。
内部ウェイトの位置などを考慮し、取付位置を後方に移動したところ、バランスは良くなりました。
いざ!風呂でスイムテストをしたところ、若干クロールはするものの、実践で使えるようなアクションには至らず。
やはり羽根が大きすぎたようで、残念ながら失敗に終わりました!\(^o^)/
試しにリップを付けてみる
このまま廃プラにするには惜しい。。。
ならば、自作クランクを想定して、リップを付けてみようと思いました。
手持ちにあった適当なプラ板を切ってリップを付けて、ヒートンをねじ込んでみると、
お!?
何か雰囲気ありますね。
さっそく、風呂で泳がせてみました。
が、やはりバランスが悪くて、リップが水を噛みませんでした。
内部ウェイトの場所を変える
『内部ウェイトの位置が悪いのか?』と思い、ウェイトの移設を試みます。
ウェイト位置を予測して、ドリルで穴をあけたら。。。
捕獲!
で、取れたウェイトを前方に埋め込み。
入ってた穴は木ダボで埋めました。
あと、プラ板のリップは、穴あけ中に力を入れて押さえたら折れてしまいました(^^;;
基板リップを自作
適当なプラ板じゃダメだと分かったので、基板リップを作ることに。
基板(サーキットボード)はAmazonで売ってました。
1mm以下なら、頑張ってハサミでカットできそうです。
大き目に切ってヤスリで仕上げるとキレイにできました。
最終形態
という感じで、最終形態の完成です。
羽根を付けたときのビス穴は接着剤で埋めて、赤ペンで色をつけました。
一応、形的にはスクエアビルっぽいクランクに出来たと思います。
風呂でスイムテストしたら、割と普通に泳いでくれたので、後日、テストしていたら初バスが釣れた!というのが先日の話です。笑
運が良かっただけかもしれませんが、カバーに絡めてアグレッシブに攻めた結果!と前向きに捉えておきます。
自分で色々と改造したルアーで釣れると嬉しいです。
このルアーをベースに、ハンドメイドクランクを作ってみようかな。
暇なときにやるので、完成がいつになるかはわかりませんが。笑