今回はルアーを分解してみようと思います。
実験台になってもらうのはこちら↓
ノーマンのディープベビーNです。
ノーマンの古いルアーは、こんな感じに内部が白く曇るんですよね。
内部がどんな状態になっているのか、気になるので半分に割ってみようと思います。
信頼のJAPAN OLFA
ノコギリで切れ込みを入れていくのですが、今回使ったノコギリはこちら↓
『オルファ(OLFA) ホビーのこ』です。
JAPANの刻印が輝いてますね。
こいつでルアーの接合面に切れ込みを入れていきます。
あ、その前にエイト環は温めて抜いておきましょう。
シュールな絵になります
リップから切っていきましたが、絵的にインパクトが欲しかったので、この構図で写真を撮りました。笑
切ってて感じたのは、結構、樹脂が肉厚で切りにくいという事。
ケガしないように、慎重に進めていきます。
真っ二つに
何とか真っ二つに出来ました。
反射板がありますが、ホコリを被った感じで反射が弱いです。
反対側。
削りカス以外に、白い粉が沢山ありました。
おそらくウェイトが劣化して生成された物だと思います。
洗ってみました
観察するために洗ってみました。
白い粉は綺麗に落ちたので、ボディは特に問題無さそうです。
ボディの肉厚は2.2mmほどありました。
エイト環が入る部分は、さらに肉厚なので、ボディだけでも結構な重さになります。
ウェイト兼ラトルのボール
ウェイト兼ラトルボールは洗いましたが、白い生成物は落ちきれませんでした。
大きさは直径3mmくらい。
重さを量ったら0.1gくらいで正確には量れませんでした。
劣化でヒビが入っているし、粉になった分、減量していると思われるので、元の重さは分かりませんね。
反射板
反射板は洗ったらキレイになりました。
板状かと思ったら、ただのペラペラなホログラムシートでした。
ウェイトの元素分析がしたい
折角半分にしたので、サンプルとして保管しておこうと思います。
ウェイトの材質が気になるので、もし元素分析できる方いらっしゃいましたら、お願いしたいです。笑
鉛だと思うのですが、やはり科学的に証明したいですな。