こんにちは!
今日は、レンタルボートでエレキを固定するのに使用している、自作マウントについてご紹介します。
マウントを自作しようと思う方は、あんまり居ないと思いますが、こんな方法もあるんだ~程度に参考にして頂ければと思います。
マウントを自作しようと思った経緯
私が初めて買ったエレキはミンコタのハンドコンでした。持ち運びは軽くて良かったのですが、操船しながらキャストすることがストレスで、すぐに中古のモーターガイドの01マウントとF43に買い換えました。
両手が自由なフットコンに感動したのも束の間、中古の01マウントにガタがきていて、操船するたびにキーキー、ガタガタと音が出ていました。
ガタの無いマウントが欲しいけど、中古は危険だし、新品は高くて手が出ない・・・
『こうなったら作るしかない!』
ということで、会社で工作機械の勉強がてら作ることにしました。
材料は会社で余ったアルミの端材を貰って、足りない材料はヤ○オクでゲットしました。
設計コンセプト
材料が限られているので、見た目に拘るのは無しにして、
- エレキを固定できる
- ガタが無い
- 座礁したときにエレキを上げ下げできる
というのをコンセプトにして設計しました。
設計が終わればあとは加工するだけです。
テスト釣行
完成したので、片倉ダムでテストしました。
バウデッキもコンパネを切って作ってみました。手作り感満載です。
テストの結果、アルミ削り出しのままだと日光が反射して眩しいことが分かりました。笑
塗装だと剥がれてしまうので、少しお金がかかりますがアルマイト処理することに。
ネットでアルマイト屋さんを検索したら、わりと近場で見つかりました。
見積りをしてもらうと、送料込みで8000円くらいだったので、すぐに処理をお願いしました。
完成
ブラックアルマイト処理後がこちら。
バウデッキも形を整えてカーペットを張りました。
エレキのシャフトを固定すると
ちょっと強度的に不安がありますが、今のところ普通に使えてます。壊れたら頑丈なやつに作り変えます。
座礁対策も問題ありません。(定規をつっかえ棒にして写真を撮ってます)
寸法はマウントからバウデッキまで35センチくらいです。
重さはバウデッキ込みで3.3キロでした。
持ち運びがラクなのと、収納スペースが小さくて済むのが最大のメリットです。
個人的には満足
コンセプト通りの物が出来て、個人的には満足です。
一つ反省する点としては、アルミ削り出しのままアルマイトに出してしまったことです。
いくらブラックアルマイトでも、下地に光沢があると、完全な非光沢になりません。
非光沢にするにはサンドブラストなどで、下地表面を荒らして梨地にする必要がありました。
サンドブラストじゃなくても、サンドペーパーでヘアライン仕上げにしておけば、もっとキレイに仕上がったと思います。
まぁ、これはこれで勉強になったので、次回に活かします。
以上、自作マウントの紹介でした。