こんにちは!
久しぶりにブログ更新です。
最近は、世界的にコロナが流行中ということで、引きこもってクランクベイトを制作しておりました。
羽根モノに続いて、人生2作目、もちろんクランクは初めてです。
ハイシーズンになる前に作っておきたいと思い、3月上旬にデザインを考えて、製作開始。
先日、何とか完成したので、制作記録として記事にしようと思います。
設計構想
先月、初バスを釣って以来、大き目のクランクのパワーに魅力を感じてます。
ルアーのサイズというと、大体、60mm前後が標準ですが、時と場合によっては、デカいルアーが有効になると考えています。
ハイプレッシャーフィールドで、みんながブリッツやワイルドハンチを投げていたら、きっと魚もスレるはず。。。
ということで、今回作るクランクは、大きめの75mmでデザインしてみようと思います。
デザインを図面化
仕事の空き時間に、CADでデザインを考えてみました。
これを印刷して、型紙を作りました。
角材から削り出す
以前に羽根モノを自作した角材が余っているので、今回もそれを使いました。
型紙を写したら、ノコギリとヤスリでひたすら荒取り加工。
この時点で、手が疲れ果ててしまい、バルサにしなかったことを後悔してます(^^;
ここまで加工したからには、意地でも形にしてやろうと思い、気合を入れてさらに削ります。
黙々と削ること1時間。
リップの溝を切って、型紙で作った仮リップをつけてみたら、それらしい感じになりました。
この後、数日かけて仕上げ加工をした物がこちら。
なかなかキレイな木目調になりました。
もうこの時点で、自己満足したので、このまま飾っておこうかと思いました。笑
ウェイトの埋め込み
次はウェイトの埋め込みです。
羽根モノを作ったときと同じように、ドリルで穴をあけて、ダウンショットシンカーを埋め込みます。
ドリルで穴をあけていたら、悲劇が!!
ボディが欠けました。。。涙
まぁ、この程度なら修復できるので、このままウェイトを入れて。
プラリペアで埋めました。
プラリペア便利!(木材との相性は不明ですw)
リップとヒートンを取り付け
次にリップとヒートンを取り付けます。
リップはサーキットボードから切り出しました。
ダイソーのエポキシ接着剤で固定します。
接着がヘタ過ぎて悲しいですが、気にしたら負けです。
あと、エポキシが古かったので、接着部分が若干、黄変してます。笑
塗装は。。。無し!
木目がキレイで、塗装してしまうのは惜しい!と思い、このままトップコートをすることにしました。
下地代わりになるか分かりませんが、マニキュアのトップコートを塗って、乾いてから研磨しておきました。
目をシールで作って貼り付け。
雰囲気的には、もう完成でも良いくらい。
ウレタンコーティング
最後の難関、ウレタンコーティングです。
本当はエアブラシを使って、セルロースセメントをトップコートしたいところですが、場所も道具も無いので、簡単に強いコーティングができる1液性ウレタンでコーティングしました。
今回使用したのはこちら↓
ドブ漬け方式が一番簡単ですが、ルアーが大きくて容器に入らなかったので、筆塗りしました。
筆塗りは均一に塗るのが難しく、案の定、ムラができて表面がデコボコに。。。
乾燥後に紙ヤスリで研磨して、修正しました。
強度を出すために再コーティング。
『ウレタン→乾燥→足付け研磨→ウレタン』という感じに、合計3回コーティングしました。
有機溶剤の臭いが取れるまで、1日以上乾燥させます。
ハンドメイドクランク完成
フックを付けて完成です!
上から見た木目がお気に入りです。
シール目も良い感じ。
風呂場でスイムテストしてみたら、ほとんどロールしないタイトウィグルなアクションでした。 後日、実際に投げたらワイドウォブルなアクションでした(笑)、風呂場のテストは当てにならないですね(^^;
浮力もあるので、ここぞ!というピンスポットのカバークランキングで活躍しそうです。
耐久性がどれほどあるか分かりませんが、1匹釣れるまで投げ倒してみます。
ただ、ロストしたら悲しいので、フローターやボートメインで使う予定です。
2020年8月2日 追記
ついに入魂できました!(^^)↓↓↓
今後の課題
ボディを作るまでは何とかできますが、その後の【下地、塗装、コーティング】が一番の課題です。
ハンドメイドをしている方のブログなど読んでいると、やはり塗装が一番大変みたいで、皆さん色々と試行錯誤されてます。
本格的に塗装をするとなると、塗装ブースやエアブラシが必須ですが、場所も予算もないので、しばらくは缶スプレーで練習しようと思います。
人に見せても恥ずかしくないクオリティのルアーが出来るよう、今後も作っていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!