2020年の個人的な目標の1つに、『ハンドメイドルアーを作ろう』というのがあります。
ものづくりが好きなので、以前から作ってみたいと思っていたのですが、家の事が忙しくて釣りに行くのが精一杯でした。
最近は少し時間に余裕ができたので、オフシーズンの間に作ってみようと思いました。
では、何のルアーを作ろうか。。。
色々と調べていたら、ツイッターで面白そうなイベントを発見。
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なんか楽しそう!
でも、デカ羽根モノは1個も持ってない。。。
よし、丁度いいから羽根モノルアーを作ってみよう!ということで、1月中旬くらいから地道に作り始めました。
下調べ
まずは、羽根モノルアーの作り方を調べました。
「羽根モノ 自作」で上位に表示された下記サイトを参考に作り始めました。
図面を書く
仕事柄、何か作るときは図面が欲しいので、手書きでデザインを図面にしてみました。
一応、マッコウクジラをイメージしてます(^^;
なぜクジラかというと、塗装が黒一色で済むからです。笑
あとは、ウェイトを埋め込んだときのバランスが安定しそう!という期待もあります。
木材を切り出す
図面が出来たので、木の加工に移ります。
ハンドメイドなので、バルサ材が良いのかなと思ってましたが、羽根モノに関してはある程度の比重があった方が良いみたいです。(つかじーさんのブログ情報)
バルサ以外でいいなら、DIYで余った角材があったので、それを使ってみようと思います。
木材をDIYするときにいつも使っているのが、こちらの定規とノコ。
『ツーバイフォー定規』というもので、角材に垂直線を簡単に書けます。
1×4材、2×4材では穴あけの目印も簡単に付けられるよう設計されています。
ノコは『ライフソークラフト 145』というもので、刃にアサリが無いので、切断面がキレイです。
切った角材に、図面を書き写す。
角材の重さを量ったら、ほぼ「50g」でした。
材料寸法が「30mm×40mm×90mm」なので、比重を計算すると約「0.46」。
流通している木材で0.46の材料を調べてみたら、「ホウイトウッド」が該当しました。
確かにビバホームで角材を買ったとき、そんな名前だったかも。。。
ひたすら削って成形
ライフソーで粗削りして、ホビーカンナと鉄ヤスリでひたすら削り出し。
サンドペーパーで仕上げてボディが完成しました。
図面みたいな凹凸ボディにするのは、ちょっと大変なので諦めました。笑
内部ウェイトはどうするか
姿勢制御用に、腹側にウェイトを埋め込みます。
何グラムくらい埋め込めばいいのか分からないので、実際に使うウェイト2個を、ボディに張り付けて水に浮かべてみました。
完成品のイメージはボディ上面が、少し水面に出るくらいで考えています。
軽い分には後で調節できるので、とりあえずこのウェイトを埋め込みます。
ウェイトホールの穴あけと穴埋め
ウェイトホールは木工用ドリルで穴あけしました。
さすが専用ドリル、キレイにあきました。
ウェイトとして、ダウンショットシンカーに接着剤を塗布して入れました。
穴埋め方法で悩みました。
木の穴埋めはダボを使うのが一般的ですが、今回はダボを入れる余裕がない。
木くずと接着剤を混ぜて穴埋めする方法もあるようですが、塗装に影響がでそう。
さて、どうしたものか。。。
考えること1日、良い案を思いつきました!
『プラリペア』です。
プラスチックの粉を溶剤で溶かして接着したり、盛って削って成形できる素材です。
ルアーの補修でたまに使ってます。
これで穴を塞いでみました。
良い感じです。(強度がどの程度かは未知数ですが。。。)
ヤスリでボディ形状に合わせたら完成です。
削る前か後でもいいので、中心線など基準線を書いておくと、羽根の取付下穴をあけるときに目安になります。
缶スプレーで塗装をする
最後の関門、塗装です。
塗装というと、学生時代にバイクのマフラーを塗った程度の経験しかありません。
ネットで調べたところ、ウレタン、セルロース、エポキシコーティングなど、何種類もあることを知りました。
設備も無いので、簡単にできる缶スプレーでやってみることに。
バイクで使ってたクリアコートと、ダイソーのツヤ消しブラックでやってみます。
下地でクリアコートを吹いてみたところ。。。
1発目で垂れました(^^;
近すぎたようです。
丸1日乾燥後にペーパーで修正してなんとかなりました。
その後、2回目~1日乾燥~3回目と吹きました。
次にツヤ消しブラック。
失敗を生かして慎重に吹いてみると。。。
割と上手くできました。
これも1日乾燥させて、計3回塗りました。
羽根を付けて完成!
羽根は先に作ってあったコチラを使います。
ビスとヒートンで羽根とフックを付けて完成です。
羽根も良い感じに開いてます。
多少の調整は必要だと思うので、実際に現地で投げながら調整します。
真っ直ぐ泳ぐかどうか、かなり不安です(^^;;
あとは釣るだけ
思いつきで始めた今回のハンドメイドですが、何とか形になって良かったです。
あとは釣るだけですが、これが一番難しいですね。笑
まぁ、これからがシーズンですので、年内に1匹は釣れるよう投げ倒してみようと思います!
1個のルアーを作るのに、約1ヶ月かかってしまいました。
作ってみて思うのは、ルアービルダーさんは凄い!ということです。
語彙力が無くて申し訳ないのですが、尊敬の念がさらに強くなりました。
次回はクランクベイトを作ってみたいので、また色々調べて勉強しようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは!