最近、羽根モノルアーを自作してみようと思って、木を削ったりして遊んでおります。
これに付ける羽根はどれにしようかな~と色々調べていたのですが、どうせなら羽根も自作してみようと思いました。
材料は他の工作用で買った0.5mmのアルミ板があったので、とりあえずそれを使って作ってみました。
アルミ板の切り出し
板厚が0.5mm程度なら、カッターで深めの傷を付けて、定規を当てて折り曲げれば、パキパキっと切り取れます。
図面を書く
CADで適当に図面を書いてみました。
手書きでも良いので、加工用の見本があると量産がラクです。
これを印刷して、アルミに書き写して金物用のハサミで切ろうと思いました。
が、
0.5mmを機械加工したらキレイに出来るのか、試してみたくなり、職場の工作機械で加工してみました。
加工
加工中は手が汚れていて写真が撮れませんでした(^^;;
やってみた結果、結構キレイに加工できました。
一つ、仕事のスキルがアップしました。笑
曲げ加工
羽根の水噛みをよくするため、曲げ加工をします。
角材に当てて曲げるか、適当な曲げ型を作るか悩みましたが、ホームセンターで売ってるアングルで十分でした。
やり方は単純で、切り出した材料をアングルの上に置いて、手でアングルに押し当てるだけ。
ちょっと指が痛いですが、0.5mmなら指で押せば曲がりました。
1mmくらいの材料でも、アングル2個と万力を使えば、曲げられると思います。
寸法は長手方向で60mmで設計しました。
完成
こんな感じで、とりあえず羽根として使えそうな部品が完成しました。
0.5mmだと強度的に不安がありますが、1匹釣るまで持ちこたえてくれれば御の字です。
強度はないけど、『軽さ』という意味では、アクションにどんな影響が出るのか。
楽しみなので、早く使ってみたいです。
ではでは、引き続き、ボディの制作を続けようと思います。
追記 強度不足でした!
自作の羽根を付けて実際に釣りをしたところ、0.5mmのアルミでは強度不足であることが分かりました(^^;;
やはり、アルミの羽根だと1mmくらい厚さがないと駄目みたいです。
市販品の羽根は1mmくらいありますからね。
良い経験になりました!